チロシンとは細胞でのタンパク質生合成に使われる22のアミノ酸のうちの一つです。

神経伝達物質の前駆物質であり、血漿中のノルアドレナリンやドパミンを増加させる働きがあることで知られています。

睡眠不足状態で、覚醒3時間後の精神活動の持続時間が延長したという報告もあります。

成人のADHD(注意欠陥多動性障害)において、チロシンを摂取することにより一時的に改善が見られるという報告もあります。

また、チロシンには毒性がないと言われており、1日に体重1kgあたり150mgを3か月間摂取しても、安全といわれております。